コロナ疲れの相談増

新型コロナウイルスの感染拡大で外出自粛が続く中、健康や家計への不安から心に不調を来すことが懸念されている。兵庫県内の電話相談にも「コロナ疲れ」を訴える人が相次いでいる。専門家は、相談できずに我慢を続ける人もいるとみており、うつ病の発症リスクが高まらぬようストレス対処法を推奨している。

引用:「コロナ疲れ」相談増 うつ、自殺リスク懸念
https://www.kobe-np.co.jp/news/sougou/202005/0013333008.shtml

─ YODOQの見方───────────────────────────

ストレスを和らげるためにできることを紹介したい。
まずは何がストレスの原因になっているかを知るところからだ。連日のニュースを見ているからか、もしくは外に出られないのが原因なのか。それによって対応していくことが必要だ。

・オンラインで専門家に相談する
不安に襲われて苦しいという状況なら、専門家に診てもらうべきだろう。オンラインで相談できる環境があるなら、直接出向く必要はない。

・視点を変える
今を見続けるのではなく、数か月後、数年後に今の状況を振り返った時どうなっているかを考えるといった、長期的な視点に変えてみることで、案外そこまでたいしたことではないかもしれなかったりする。

・入ってくる情報量をコントロールする
コロナに関する情報を自分で制限するのも一つの手だ。自分の許容量を超える情報を取り入れ続けることにより、疲弊してしまうこともある。完全にシャットアウトすることは難しいが、ニュースサイトや番組を絞ってみるといった方法が試せそうだ。

・無理に新しいストレス解消法を試す必要はない
ネット上で調べると、ストレス解消法は山ほどヒットする。しかし、それでストレスを解消できるかは人によるところだ。それよりも、自分が今までどうすればストレスを解消できたか、今までの経験からその方法が分かるはずだ。趣味に没頭するのか、あるいは飲酒することか。新しく何かを始める必要はなく、自分が何度もやってきたなじみのある方法で十分である。

・後回しにしていたことを片付ける
自宅にいる時間が増えるということは、後回しにしていたことをやる時間ができるということだ。今まで時間ができたらやろうと思っていたことの中に、達成感を得られることはいくつもあるかもしれない。例えば、部屋を片付ける、ためていたアニメを観る、お菓子を作る、運動をするなどが挙げられる。

・人と交流できる方法を探す
人によっては家族、あるいは友人と直接会って話ができない状況だ。今はオンライン上で顔を見ながら通話ができる環境も整っている。直接会わなくても、SkypeやLINEなどのツールを使い、しゃべりながら作品の感想を語り合ったり、同じゲームをしたり、ただたわいのない話をするだけでも気持ちが落ち着くかもしれない。

ストレスを感じ続けてしまうと、どうしても憂鬱になりがちだ。日々変わる状況を把握することも必要だが、自分の心の状態を平穏に保つことも大切ではないだろうか。

参考:長期化する新型コロナウイルスとの闘いで、ストレスを和らげるためにできる「6つのこと」
https://wired.jp/2020/04/26/how-to-stop-coronavirus-anxiety-spiral/