近視の治し方
まず近視の正確な知識として、近視には大きく2つのタイプがあります
1.軸性近視(本当の近視)⇒治らない近視です
軸性近視は一般に言われている近視のことです。普通近視といえば軸性近視のことを言います。
軸性近視とは眼軸といわれる眼の縦軸が伸びてしまって長くなった状態の近視のことです。2.屈折性近視(スマホ近視)⇒治る近視です
屈折性近視とは一時的な近視ともいえます。
眼の前の方には水晶体と言われる凸レンズがあり、近くを見るときはこの凸レンズが大きくふくらむことで近くにピントがあうのです。
近くを見続けることで水晶体がふくらんだまま(緊張状態)になってしまい、遠くのものが見えなくなるのです。
ただし、屈折性近視の水晶体がふくらんだまま(緊張状態)になっているのは一時的なものでやがて元に戻ります。
緊張がとければまた視力は回復します。この水晶体のふくらんだままになった状態をなおすのが視力回復になります。
─ YODOQの見方───────────────────────────
目はものを見る(焦点を合わす)とき、目の中でレンズの役割を担う水晶体の厚みを調整しています。その水晶体は毛様体によって調整されています。
この毛様体は常に動いていますが、緊張状態から戻らなくなったら、視力低下につながります。そのため、近視を直す方法として、いわば毛様体のストレッチをしてあげることが視力回復に効果的というのが一般的です。
毛様体のストレッチ方法については、アメリカの眼科協会で推奨の方法が紹介されています。20-20-20という方法で、20分に一度20フィート先の景色を20秒見るというものです。
こちらを実践することにより、毛様体のストレッチになり、目のかすみが抑えられるといった方法です。
ですが、仕事中ではこの方法は難しい場面が多いので、折衷案として下記の方法をお勧めします。
その方法とは6m向こうのポイントを見つけて、そこに親指を突き付けて、5秒間隔で交互に見る。それを5分続けます。
これを1日1回行うことが、20-20-20に近い効果が得られるというものです。これなら毎日持続することも可能ではないでしょうか。