ドトールもスタバもコメダも危機的状況…好調ムードが新型コロナで一転 、業績見通せず

スターバックスは少し前は売上も良く、店舗数が拡大傾向にあり、成長途上にある。19年12月末時点で全国に1530店 を展開しているが、1年前から115店増えた。ドトールが1100店程度で横ばい推移しているのを尻目に店舗数をどんどん増やしており、カフェチェーンでは国内最多を誇る。
そのスターバックスも新型コロナウイルスにより、かなりの店舗が休業することになり、打撃を受け、業績も前年比10%程度下降することになった。
売上は未だにコーヒーチェーンではスターバックスが最大手だが、コロナもあったことによりスターバックス自体も転換を余儀なくされている状況になっている。

引用:https://www.excite.co.jp/news/article/Bizjournal_202005_post_156122/?p=3

─ YODOQの見方───────────────────────────

コーヒーチェーン店の顧客満足度指数(JCSI)というものがあり、スターバックスが今後問題視すべきなのは、売上が一位にもかかわらず、満足度でいうと低い順位となっているという状況にある。
逆に売り上げ2位のドトールが顧客満足度指数では一位を獲得している。
これはスターバックスが顧客満足度やコスパといった点でかなり低い点数になったため、総合でも低い順位となっているということだ。
ちなみに2014年の顧客満足度指数(JCSI)では、スターバックスはほぼ全ての項目で一位を達成していた。

だがここで、もしドトールのように値段を下げてコスパの良い商品を出すという施策をしてしまうと、それは一番の悪手となる。
スターバックスはサードプレイス(第三の居場所)、居心地の良い空間をプロデュースしており、そこにこそお金を落としてもらう必要がある。
その為、スターバックスではコスパではなく、ブランディングを無視しない新サービスが必要になってくるので、企業としてどのようなテコ入れをしていくのか今後の展開に注目である。