NHKをかたるフィッシング詐欺
フィッシング対策協議会は4月19日、NHKをかたるフィッシング詐欺による被害が報告されているとして注意喚起した。「NHKインターネットアカウントを登録する必要がある」などの文言で、氏名や住所、クレジットカード情報などを盗み取ろうとする。
メール経由でフィッシングサイトに誘導し、NHKのネット同時配信サービス「NHKプラス」のログイン情報(NHKプラスID)や氏名、住所、連絡先、セキュリティコードを含むクレジットカード情報などを盗み出す。フィッシングサイトは19日午後1時の時点で稼働中。
フィッシング対策協議会は、個人情報を入力しないこと、迷惑メールフィルターを利用することなどの対策を推奨するとともに、類似のフィッシングサイトや不審なメール、SMSを発見した際は同協議会に報告するよう呼び掛けた。
引用:ITmediaNews
─ YODOQの見方───────────────────────────
フィッシング詐欺とは、送信者を詐称した電子メールを送りつけたり、偽の電子メールから偽のホームページに接続させたりするなどの方法で、クレジットカード番号、アカウント情報(ユーザID、パスワードなど)といった重要な個人情報を盗み出す行為のことを言います。
実際に筆者が体験し、騙されかけたフィッシング詐欺の例を紹介します。
1.アマゾンを騙ったフィッシング詐欺
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【アマゾン】プライム会費のお支払方法に問題があります。
更新してください。
https://○○
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ショートメールに上記のメッセージが届きました。
URLからWebページを開きましたが、入力前にURLがおかしいことに気づき、事なきを得ました。
筆者はアマゾンのプライム会員で、登録しているクレジットカードの期限が過ぎていたこともあり、騙されそうになりました。
2.ヤマト運輸を装ったフィッシング詐欺
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【ヤマト配送】不在通知
クロネコメンバーズのお客様へ
~~~~~~~~中略~~~~~~~~~
※24時間限定※再配達受付はコチラ↓
http://○○
【クロネコ】
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Eメールに上記のメッセージが届きました。
ECサイトで商品を注文した翌日のタイミングだったので、よく確認せずURLを押しかけましたが、寸前でURLと文面の不自然さに気づくことができました。
二件の例に共通して言えることは、自分が心当たりのある内容にピンポイントだったことです。
このような場合、自分に向けられたメッセージであると認識し、警戒が薄れ騙されやすくなるのだと思います。
電子メールからWebサイトにアクセスする場合は、一度立ち止まってサイトのドメイン名やURLを確認することを心がけていこうと思います。