Z世代の心に響け、ソニーの“穴あき”イヤフォン「LinkBuds」に見る音 の未来
少し前までイヤフォンと言えば、完全ワイヤレス、かつ、ノイズキャンセリング機能を搭載したモデルが主力商品であった。街や公共交通機関が発する騒音を低減して、再生中の音楽に没入し、ちゃんと楽しめるようにする。こうしたイヤフォンは技術的な成熟に加えて、多くのメーカーが市場に参入したこともあり、ジャンル全体の平均価格も低下し、入手しやすくなっている。
しかしこの2年で、様相は少しずつ変わりつつある。仕事でリモートワークが解禁された人を中心に、「むしろ周囲の音が聴き取れた方がいい」「マイクの音質が気になる」など、ニーズが少しずつ分散し始めているのだ。骨伝導ワイヤレスイヤフォンが注目を集めたり、売上ランキング上位にマイク付きヘッドセットが入ってきたり、といった市場の変化も既に見られている。
この中で、2022年2月25日にソニーが発売したイヤフォン「LinkBuds」は新機軸を打ち出している。ドライバの中心部分に穴が空いており、装着しながらも周囲の音がダイレクトに聞こえてくるのである。
以下、ソニー株式会社 モバイル商品企画部 統括部長の伊藤博史氏より
世界中のZ世代の生活スタイルをいろいろ調べたところ、かなり多くの方が「ながら作業」でイヤフォン/ヘッドフォンを使っていると分かりました。スマートフォンでゲームをしながら、Webブラウジングをしながら、動画を見ながら、好きな音楽を聞きながら何か別のことをしているのです。
引用:ITmedia
─ YODOQの見方───────────────────────────
「LinkBuds」と他イヤホンの比較。
・LinkBuds \約23,000-
・骨伝導イヤホン \15,000-(良質と思われる商品の平均)
同様に環境音が聞こえますが、こちらは耳が完全フリーとなっているため周りの音が、よりはっきりと聞こえるそうです。
LinkBudsと違い耳にはめ込まないため、耳に入れることが苦な人にとっては骨伝導の方がよさそう。
ただ、音の圧はLinkBudsの方がいいらしいです。
・AirPods \約23,000-
いわずと知れたワイヤレスイヤホン。環境音を聞く必要が無いならこれ。
上記2点と違い音漏れの心配も少ないです。
私自身イヤホンには全くと言っていいほど興味がなかったので、調べると新しい情報ばかりで新鮮でした。骨伝導イヤホンすら知らなかったり、ワイヤレスイヤホンを使ったことが無かったりと…
ちなみに私(25歳)はこのLinkBudsのような環境音も同時に聞けるイヤホンに魅力を感じませんでした。
常に耳から騒音が聞こえている状態と同じなのかなと思ってます。(使ったことが無いので推測にはなりますが…)
補足:Z世代とは…25歳以下の世代。
・インターネット環境での情報収集が当たり前
・社会問題への関心が高い傾向がある。
・ブランドに対するこだわりがあまりない。
といった特徴があるとのこと。