国語の教科書検索サービス「教科書クロニクル」 「大造じいさんとガン」 「ごんぎつね」など“エモい”名作続々
教科書を発行する光村図書出版(東京都品川区)は7月7日、国語の教科書を検索できるサイト「教科書クロニクル」を公開した。ユーザーの生年月日に合わせて、小・中学生のときに使っていた国語の教科書を表示する。なお、検索できるのは光村図書出版が発行したもののみ。
例えば、生年月日を1995年1月1日と入力すると、2001年度の教科書「こくご(かざぐるま/ともだち)」(小学1年生)などがヒットする。教科書内の作品名も確認でき、小学4年の教科書なら「ツバメがすむ町」「ごんぎつね」、小学5年なら「サクラソウとトラマルハナバチ」「大造じいさんとガン」などが表示される。対応する年代は、小学校で1971年度~2019年度、中学校で1955年度~2020年度。
引用:国語の教科書検索サービス「教科書クロニクル」 「大造じいさんとガン」「ごんぎつね」など“エモい”名作続々
─ YODOQの見方───────────────────────────
「教科書クロニクル」がどれくらい反響があったのか調べてみました。
今回のサイト「教科書クロニクル」は、テレビやニュースサイトに取り上げられ、Twitterで光村図書出版が「教科書クロニクル」を告知している投稿は22万回以上表示、他の情報発信アカウントでの投稿では1200万回以上表示、10万いいねがついていました。ただの教科書の検索機能ではありますが、小・中学生のときに使っていた国語の教科書が調べられるという要素を組み込むことによって、利用者の興味を惹きつけることに成功したのではないかと思います。
今や、多くの企業が自社のサイトにアクセスしてもらうために、色々な取り組みを行っています。
「教科書クロニクル」は、ユーザーの興味とリンクする機能 × 企業らしさ × それを周知する媒体が揃い、インパクトのある取り組みだと思いました。ヨドックでは主にWEB事業企画部がSEO対策のため、サイトの内部施策の一環としてのキーワードの選定や施策を請け負っています。
私自身、サイトアクセスの向上をイメージしたときに(知識はあまりないものの)SEO対策が一番最初にでてきますが、今回の「教科書クロニクル」を見たときにSEO以外にも話題性というアプローチでの対策も検討できるのではないかと思いました。
ただ、費用感や、完成時に多くのユーザーに周知できる媒体があるのかなど、合う合わないはお客様の希望や状況によりますが、1つの取り組みとして意識してもいいのではないでしょうか。
参考:教科書クロニクル