就活生の情報収集手段としてのSNS、「X」「YouTube」より使うものは?
人材を活用したセールスプロモーションなどを手掛けるマーキュリー(東京都新宿区)は、2024年の新入社員を対象に、就職活動についてのアンケート調査を実施した。就活に活用していたSNSツールの1位は「Instagram」だった。
企業の採用広報活動においてSNSは不可欠な手段となっている。特にInstagramは視覚的に短時間で情報を収集できるメリットがあり、タイパを重視するZ世代にとって主要な情報収集手段となっていることがうかがえる。
SNSを通してどのような情報を集めていたかを質問した。1位は「企業情報(仕事内容・事業内容)」で、「社内の雰囲気(社内イベントの様子・オフィス紹介など)」が続いた。
就活生はSNSを通じて、企業の詳細な情報や社内の雰囲気を把握し、企業選びの参考にしていることが推測される。
引用:就活生の情報収集手段としてのSNS、「X」「YouTube」より使うものは?
─ YODOQの見方───────────────────────────
ご紹介した記事はSNSによる採用活動の広報についてですが、これは手間やコストを考えた際にどうしても大手企業向きの戦略かと思ったので、今回は学生が「企業の詳細な情報や社内の雰囲気」の情報を求めているという観点で見ていきます。
現在、ヨドックも採用活動中で、隔週で会社説明会を開催しています。
そこで会社説明会の最後に実施するアンケートにある「会社選びの際に最も重視することは何ですか?」という質問では
仕事内容 44%
会社・社員の雰囲気 44%
企業規模・福利厚生 12%
が上位を占め、記事の内容と一致する結果でした。
会社説明会では、企業規模・福利厚生は取締役が仕事内容はシステム部の先輩社員が話しますが、会社・社員の雰囲気はなかなかオンラインだとわかりにくいところかと思います。私自身も就活しているときに会社の雰囲気が気になっていて、私が説明会を受けた際は会社内で行い対面だったので、その時に会社の雰囲気を見たり感じたりすることができましたが、オンラインだとそれが難しいので、採用サイトには社内風景くらいは追加で紹介してもいいのかなと思いました。
会社説明会で大切なことは、学生が求めていることを説明会の時間内でどれだけ伝えられるかだと思います。説明会の中で採用サイトをうまく活用し、少しでも興味を持ってもらうことで応募につながるのではないかと思いました。