iPhoneにChatGPTが統合 最新モデル「GPT-4o」で応答 OpenAIアルトマンCEO「きっと気に入ってもらえる」

米Appleは6月10日(米国時間)、iPhoneなどの製品に米OpenAIのAIチャット「ChatGPT」を統合すると発表した。
ChatGPTからは最新モデルの「GPT-4o」が利用可能で、音声アシスタント「Siri」などと連携する。ChatGPTのアプリなどを立ち上げずに、iPhoneのホーム画面から直接起動できるという。
なお、文章や画像をChatGPTに送る前には、ユーザーに許可を求める仕様だ。米Appleが開発した独自AI「Apple Intelligence」の一機能として提供。まずは秋ごろに米国でiOS 18、iPadOS 18、macOS Sequoiaのβ版に搭載して提供する予定。
ChatGPT利用時にはアカウント作成は必要なく、無料での利用も可能。ChatGPTの有料会員は、自身のアカウントと連携することもできるという。米OpenAIのサム・アルトマンCEOは同日、自身のXアカウントにて「2024年後半にAppleと提携し、彼らのデバイスにChatGPTを統合できることをとてもうれしく思っている! きっと気に入ってもらえると思う」とコメントしている。

引用:https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2406/11/news098.html

─ YODOQの見方───────────────────────────

AppleとOpenAIの協力によるiPhoneへのChatGPT統合は、一般企業に直接影響があるようなものではないが、今後、AI技術を業務に活用するべきという考えが促進されるのではという意味で取り上げた。

なぜAI技術を業務に活用すべきか(ChatGPTなど)
〇ChatGPTの統合がIT支援業界にもたらす影響
最新のAI技術を活用することで、企業の業務プロセスの効率化や顧客対応の品質向上が期待できる。特に、中小企業はリソースが限られているため、こうした技術の導入は大きな助けとなる。

〇技術の導入について
AppleとOpenAIの取り組みを参考にしつつ、最新技術を積極的に導入し、クライアントに提供するIT支援サービスの質を向上させていく。ChatGPTのような高度なAIを利用することで、クライアントの課題解決に迅速かつ的確に対応できるようになる。

〇具体的な活用法
クライアントサポート業務では、AIを使った自動応答システムを導入することで、問い合わせ対応の迅速化が図れる。また、プロジェクト管理においても、AIを活用してスケジュール管理やタスクの進捗確認を効率化することが可能。

最後に
上記は、あくまでもAI技術を業務に導入することについての話だ。いきなりAI技術を導入しようとしても現実的ではなく、企業内にどういう問題点があるのかをまずは調査する必要がある。中小企業では、リソースが限られているのでその調査をどの部署や誰がするのかも問題になる。
単にAI技術を導入したほうがメリットが大きいと話しても、現実的な問題があらゆる企業にとって存在している。そのため、導入する対象を企業ではなくて個人に変換して考えてみると、手軽にすぐ始められるのではないだろうか。
今ではGoogleやヤフーで調べるよりも、ChatGPTで調べる人が増えてきており(個人的見解)、まずは個人が使ってみるということから始めてみてもいいかもしれない。そういう動きが社内全体で広がり、企業に浸透すれば、業務効率化につながることも期待できる。