寝るときのエアコン『何℃』で『何時間』がベスト?大事なことは「脳をクールダウン」 目からウロコな“睡眠の正解”

睡眠で一番休ませるべきところは、実は筋肉や臓器ではなく「脳」。脳は面積あたりの発熱量が体の中で一番多く、また、自律神経の中枢があるため、特に脳を冷やして休ませることが“体を休ませる”ことにつながる。

睡眠中の快適な室温は、実は脳と体では異なる。脳が23℃前後であるのに対して、体は26℃前後となっている。
エアコンの設定温度の正解は、間を取って24~25℃となる。
ただ、体が寒くて震えたりすると睡眠が浅くなるため、頭は冷やして体は温めなければいけない。体を温めるために、布団はかける必要がある。また、インタビューした梶本医師によると、夏でも冬用布団でいいと話していて、冬用布団で、暑くない程度まで室温を下げていいということだ。

引用:寝るときのエアコン『何℃』で『何時間』がベスト?大事なことは「脳をクールダウン」 目からウロコな”睡眠の正解”_ MBS NEWS

─ YODOQの見方───────────────────────────

記事によると、体の健康と深い睡眠を考えたときには睡眠時のエアコン設定温度は24~25℃がベストですが、電気代や地球環境の問題は別とのことでした。そこで、エアコンの節電方法を調べてみました。

1.風量設定は「弱」より「自動」
風量が自動の場合、エアコンをつけた時に部屋の中をできるだけ素早く効率的に冷やしてくれる。室温が設定温度に到達すると今度はエアコンが自動的に風量を落として室温を維持する運転をします。一方、弱の場合は部屋が涼しくなるまでに時間がかかってしまうため、その分消費電力がかさんでしまう。

2.風向きは「ななめ下」より「水平」
エアコンをつけている時というのは暖かい空気が天井の方に、冷たい空気が床の方にたまる。エアコンは室内機の中に温度センサーが入っていて、この温度センサーで室内の温度を見ながら運転をしているわけですが天井の方に暖かい空気がたまっていると、必要以上に運転してしまうことがある。暖かい空気がたまった上の方に冷気を送って温度ムラを解消するために、風向きは水平の方が節電になる。

3.暑いと感じたときは「設定温度を下げる」より「風量を上げる」
エアコンの設定温度を下げるということは、エアコンの室外機に入っている圧縮機に負荷がかかることになる。その分、消費電力量が大きく上がる。一方、風量を上げる場合は室内機の中に入っている送風ファンの回転を速くすることになる。エアコンの心臓部ともいうべき圧縮機は消費電力の約8割を使っている。風を送るモーターの電力消費は圧縮機に比べると半分程。

4.エアコンを掃除することも節電につながる
エアコンの節電の中で効果が大きいのは空気の通り道をしっかり確保してあげること。エアコンをずっと使っているとフィルターにほこりがたまる。このほこりを定期的にしっかり取ってあげないと涼しくなるまで時間がかかり圧縮機に負担がかかり続けてしまう。

ご紹介した方法を参考に節電にも気を配りつつ、快適な睡眠を確保を目指してください。

参考:睡眠時のエアコン「つけっぱなし」と「切タイマー」どっちが快適?節電できる風量は「弱」?「自動」?