AIを欺くお絵かきパーティーゲーム「outdraw.AI」、25年初頭に登場
2~6人の人間が協力し、AIと対戦するお絵かきゲーム。ユーザー以外の参加者は、スマートフォンやタブレットでQRコードをスキャンするとゲームに参加できる。参加者の一人が描き手となり、「生き物」や「概念」といったカテゴリーからお題を選択。AIには分からないような形で、しかし他の参加者には伝わる形の絵を描く。
※AI側の画像認識には米GoogleのGemini API(有料版)を使用。
例えばお題が「寿司」だった場合、普通に寿司の絵を描くと、おそらくAIは正解してしまう。そこで、例えば回転寿司店にある“積み上げた皿”など、人間だけが寿司を連想できる絵を描き、AIを欺くというのがゲームの醍醐味。
開発者は「人間の創造性を拡張するためのものとして活躍すること」を目指している。
引用:ITmedia
─ YODOQの見方───────────────────────────
開発者が述べている「人間の創造性を拡張する」について考えました。
HPでは、創造性を拡張することで新たな技術(ないしはAI)が発展し、またその新たな技術が人間の創造性を拡張する、とありました。
簡単に言えば、人間とAIでお互いに高め合っていこうねってことだと思います。
・Imitation GameとDeviation Game
本記事のゲームを開発者は、アラン・チューリングが1950年に考案した「Imitation Game」の概念を現代に発展させた実験的なプロジェクト=「Deviation Game」としています。
※Imitation(模倣)、Deviation(逸脱)
Imitation GameではただAIに模倣させているだけでしたが、Deviation GameではAIが勝利した場合に人間側の創造性を高めるような仕組みになっています。(創造性を高める=逸脱)
この「創造性」はAIにないものであり、これを拡張する狙いがあると言います。
難しいことは理解していませんが自分が思うに、「創造性」をAIに付与できるような発展があれば、本格的に人間が不要になるんじゃないかと感じました。(AI vs AI で勝手に発展していくのではないか。)
今後もAIの発展には注目していきたいと思います。