歩行パターンから本人認証、次世代の生体認証技術
英国マンチェスター大学の電気電子工学科大学院は、スペインマドリード大学と共同で、行動バイオメトリクス認証システムを開発した。このシステムは、床に置かれた圧力パッドの上を歩いている人の歩き方や歩行パターンを測定し、足跡を分析することで、その人物を簡単に照合できるというものである。
引用:http://eetimes.jp/ee/articles/1806/01/news067.html
─ YODOQの見方───────────────────────────
歩行パターンを用いた生体認証について調べてみました。歩行パターンをパスワードとして認証するウェアラブルデバイスを2017年5月にオーストラリアのData61研究所が開発した。これは歩行時の運動エネルギーのパターンで本人認証を行う。また、運動エネルギーによりウェアラブルデバイスの充電も可能なっている。20名で実験を行ったところ制度は95%ほどの制度だった。実験人数が少ないためなんとも言えないが、運動エネルギーで端末を充電する技術などはほかの分野での応用も期待できる。生体認証を人の体から行動のパターンに移したのが画期的だと思われる。