つぶやきから映画を推薦、TSUTAYAがAIで新サービス
レンタルソフト大手のTSUTAYAは映画探しをAI(人工知能)で支援する新サービス「TSUTAYA AI」の提供を始めました。twitterのアカウントを入力するとお薦めの映画を20本表示します。
仕組みに関してですが、お薦め映画を表示する際に個人のレンタル履歴などは一切使わず、映画のレビューとtwitterの呟きとの関係性を数値化します。TSUTAYA AIは現段階では映画のみしか扱っていませんが、今後電子コミックや音楽などにも対象を広げる予定です。
引用:https://www.nikkei.com/article/DGXMZO34818330R30C18A8000000/
─ YODOQの見方───────────────────────────
個人情報の保護が重視される情勢であるが、対象者の購入履歴情報などを使わないTSUTAYAのやり方は斬新です。
手書きで従業員が映画を薦めるのとは異なり、新サービスでは「思いもよらない作品をお薦め」できることもあり、作品を視聴する幅が増えるのがメリットとして挙げられます。
またこのTSUTAYA AIでお薦めした作品が視聴者の満足度に直結していることが重要だと考えます。従って、作品をお薦めした際にアンケートを取るか、TSUTAYA AIを利用した際に感想を呟いて貰い、サービスの更なる向上に取り組んでほしいと考えます。もしこのAIで成果が出るのであれば、Twitterを別の分野でも利用できるのではないかなと考えます。
このような最新技術を用いたサービスを提供するのは自社の知名度を上げる役割もあるので各企業も参考にすべきではと思います。