ランニングという「狩り」に出よう

昨今では、ランニングが「ブーム」といわれている。おしゃれなウェア、楽しい大会、練習会など様々な要因があるが、ブームではなく、習慣として根付いているから走るという方も多いのが実態ではないだろうか。
ランニングは脳にも良い影響があるとされている。ランニングをしているときは脳の最高司令部と呼ばれる「前頭前野」が刺激される。前頭前野は計画性や判断力、決断力、さらには冷静さをつかさどる部分だ。
記事の筆者は朝走ることを大切にしているそうだ。

まだ世の中が動き出していない時間帯。誰にも使われていないような新鮮な空気の中で走ることで、とても充実した気持ちになります。と述べている。

また筆者は、

「大自然に放り出されたら……」と野生動物にでもなった気持ちで練習メニューや生活スタイル、食事について考えることがあります。動物が狩りをする際は、当然ながら「腹ごしらえに」と事前に何かを食べてエネルギーを補給することはありません。順序は「お腹がすく→狩りにいく→獲物を捕らえる→食べる」です。我々人間も、それぞれが求める「獲物」を獲得するために、朝、走ることから1日をスタートさせてみてはどうでしょうか。ランニングという名の「狩り」をすることで「気分良く朝食がとれる」、「仕事がはかどる」といったご褒美を手にすることができるはずです。

引用:ランニングという「狩り」に出よう

─ YODOQの見方───────────────────────────

年齢を重ねるにつれ、身体の変化・ライフスタイルの変化がおとずれる。若いころの様に体力面で無理もきかなくなってくることが多いであろう。
ここで、生活の中にランニングを取り入れたITエンジニアの方の記事を紹介したい。
筆者は35歳をむかえ、体力面・記憶力の低下を感じていたが、ランニングをすることで様々な効能を手に入れたそうだ。

■効能
・目に見えて分かるほどの体力の向上
・プログラマの職業病ともいうべき肩こり、腰痛が劇的に改善

・早朝OSS活動
ランニングのために早朝起きるくせがついたので、ランニングに出かけない日でも早く起きれるように。気になっていた技術について調べたり、自分で作っているライブラリの開発時間に充てたりと、独身の頃のようにプログラマとして自己鍛錬が再開できるようになった。

筆者は最後にこう結論付けている。

プログラマ35歳定年説というのは結局のところ、加齢による肉体的頭脳的な衰えもさることながら、環境の変化等で最新の技術に追いつけなくなり、プログラマの一線からこぼれ落ちてしまうことを暗喩した表現だと考えています。
裏を返せば、学ぶことを忘れずに真摯に技術に取り込み、常に新しいものをインプットし続ければ、50歳になっても60歳になってもプログラマとして生きていけるのではないかと自分の中では結論付けました。

参考:体型を支える技術 ──35歳になっても現役で戦い続けるプログラマの体づくり