LINE、みずほと銀行設立へ 20年開業めざす

無料対話アプリのLINEはみずほフィナンシャルグループ(FG)と組んで銀行業に参入する。2019年春にも準備会社を設け、20年の業務開始をめざす。
7800万人に達する利用者を抱えるLINEのようなIT(情報技術)プラットフォーマーが銀行口座まで抱えるようになることで、旧来型の銀行を中心とした金融秩序が崩れる可能性が出てきた。

引用:
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO38222700X21C18A1000000/?n_cid=DSREA001

─ YODOQの見方───────────────────────────

数百年の歴史を持つ金融業界も、テクノロジーの進化により窮地に立たされている。
銀行とは、預かったお金を企業や個人に貸し、預金金利と貸出金利の差を収益としているが、近年では金利はどんどん低下し、銀行にお金を預けることにメリットを感じないことから個人の「銀行離れ」が深刻化している。その代わり、自身の預金をLINE Payなどにチャージし、疑似的な個人口座として利用する若者が増えてきたのだ。
銀行もスマートフォンアプリやオンラインサービスを展開してはいるものの使いづらさが否めない。更にはAIの進化により、窓口業務や入力業務は近い将来AIに取って代わられてしまい、大規模なリストラも予想される。
金融業界が再び収益を上げるためには、新たなビジネスモデルを構築する必要が有るが、みずほとLINEの提携は金融業界の革新に一石を投じることになりそうだ。

参考:銀行が将来なくなる?金融業界の今後の動向や将来性とこれからの課題
https://job-q.me/articles/474