旅人とガイドをつなぐガイドマッチングサービス「トリップパートナー」 300人のガイドと共にサービスを開始

株式会社トリップパートナーが、2018年10月10日に旅人とガイドをつなぐガイドマッチングサービス「トリップパーナー」をオープンしました。
このサービスでは、定番の旅行では満足できない方や急増する外国人観光客に、より日本を楽しんでもらえるよう特別に選ばれた300人のガイドのみが登録されていて、それぞれのガイドが独自の旅や体験を提案しています。「グルメ・レストラン」、「エンタメ・ミュージク」という旅行では定番の選択肢から「ものづくり・DIY」、「ビジネス・視察・調査」まで幅広いコンテンツが用意されています。また、地域や言語で選択することも可能で、質の高いガイドによる特別な旅を楽しむことができるそうです。

引用:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000038397.html
引用:https://night.trippartner.co/

─ YODOQの見方───────────────────────────

これまで、有料で通訳ガイドをするためには、「通訳案内士」という国家資格が必要でした。
この国家試験は外国語の読解や和訳・外国語訳の筆記だけでなく、日本の地理、歴史、産業・経済・政治及び文化をマークシート方式で問う試験もあり、内容が多岐にわたるため合格率が20%と低く、通訳ガイドが増えにくい状況でした。
しかし、それでは急増する外国人訪問者に対応できないため、2018年1月に「改正通訳案内士法」が施行され、資格がなくても有料で通訳ガイドができるようになりました。
観光庁では、「全国通訳案内士」や「地域通訳案内士」などの有資格者の登録情報を検索するシステムの運用もしています。他にも旅行会社のHISが訪日外国人旅行者と通訳ガイドのマッチングサイト「Travee(トラヴィ)」を作っています。そのサイトでは通訳ガイドを検索するだけではなく、Traveeガイドとして登録することもできます。外国語に堪能な方は自分のあいた時間で国際交流や語学の上達に実益も兼ねて、通訳ガイドとして活動することもできます。そのサイトを利用すると旅行者とはアプリ内のチャット機能で連絡がとれます。旅行者は予約時にクレジットカード決済で支払いを済ませているので、直接報酬のやり取りをすることもなくガイドへはプラン終了後に指定口座に振り込みがあります。
口コミサイトや検索サイトは、どれだけユーザーを獲得できるかが成功の鍵となります。新しくできた口コミサイトが、どのように発展していくか、どういった手法でユーザーを増やしていくのかをみていくことで、自社のサイト運営にもなにかしら参考になる部分もあるのではないでしょうか。

参考:http://www.mlit.go.jp/kankocho/shisaku/kokusai/tsuyaku.html
参考:https://travee.co/