入試にスマホ持ち込みOK 東京女子学園中、データ読み解く力を試す

東京女子学園中学校(東京都港区)はこのほど、2020年2月に実施する入学試験の算数で、スマートフォンの持ち込みを認めると発表した。受験者はスマホの検索機能や計算機能などを自由に使い、試験問題に回答する。同校によると、スマホの持ち込みを許可する入試は日本初という。
例えば「アイスクリームを食べる量と気温はどのような関係にあるか」「日本中にアンパンマンのぬいぐるみは何個あるか」といった問題を出題し、ネット上の資料を読み解き、判断や説明ができるかを問う。
また、指定されたURLのページを開けるか、文章を入力できるか、提示された情報から場所を特定できるか──といったスキルも試す。
スマホを持っていない受験者には、学校がタブレット端末を貸し出す。試験中、問題を外部に送信したり、外部の人とやりとりしたりすることは禁止する。

引用:https://www.itmedia.co.jp/news/articles/1912/03/news089.html

─ YODOQの見方───────────────────────────

現代社会では情報過多な状態となっている為、下記のようなスキルが求められている。

・ネット検索、本等を駆使し、きちんと情報を得られるか?
・資料の中から適切なデータを選択し、使用できるか?
・調べた内容を活用し、自分の意見をまとめられるか?
・相手が理解・納得できる論理的な説明を作成できるか?

また情報の取捨選択という点で、「検索技術者検定」という資格もできている。
この検定は、一般社団法人情報科学技術協会という団体が企業や大学、組織などにおいて、研究開発やマーケティング及び企画立案などの際に必要とされるスキルともなっている、信頼性の高い情報を効率よく手に入れ、活用できる専門家を育成することを目的として実施しています。
そのため、情報検索に関する基本的なスキル以外にも、調査への支援や利用者への教育、マネジメントに至るまでの包括的な問題が出題されるようです。
ネット検索を日常的に行う現代社会において、ひとつのアピールポイントして受験し、取得してみるのも良いかもしれない。