ロッカーや引き出しに後付けできる電子錠8機種
エナスピレーションは、ロッカーやキャビネット専用の電子錠「Guub」シリーズの新製品8機種を発売する。
価格はオープンプライス。市場参考価格は、3,980円~9,960円(税抜)。「P152V」「DP153V」「D153V」「ZP182」「S168」の5機種はすでに発売済みで、「DP153H」「P122EH」「P122EV」については4月下旬以降順次発売予定。ロッカーや引き出しに取り付けられる電子錠。ロック機構は、カムロック式やラッチ式を採用。
ロッカーなどの設置面に穴を開け、ネジで本体を固定して使用する。 解錠方法は機種によって異なり、暗証番号または指紋認証を採用する。暗証番号を使用するモデルの一部は、通常の「プライベートモード」のほか、施錠するたびに暗証番号を変更できる「パブリックモード」を備えており、ジムや公共施設で役立つという。一部機種では、暗証番号を忘れた場合や非常時に、あらかじめ設定した管理者用暗証番号、または非常解錠用USBキーによる解錠が可能。電源は、コイン型リチウム電池CR2032を使用。電池持続時間は約1年間(1日20回使用した場合)。電池交換は、施錠中でも外側から行なえる。また本体前面にUSBコネクタを備え、モバイルバッテリーなどから給電することで、電池切れの際にもすぐに解錠できるようになるとしている。USBコネクタは、一部機種のみ搭載。
引用:https://kaden.watch.impress.co.jp/docs/news/1247208.html
─ YODOQの見方───────────────────────────
記事のスマートキーでは価格が1万円を下回っていますが、コスト的に導入するメリットがあるのか、事務所のロッカーのカギを紛失した場合を想定して検討してみました。
・メーカー(コクヨ)にて合鍵を作成する場合
料金:1000円
納期:7日
参考:https://www.kokuyo.co.jp/support/service/key.html
・鍵開け、鍵作成業者へ依頼の場合
料金:8000~15000円
納期:1日(最短)
参考:https://www.kagi-rits.jp/news/20190605-2.php
上記のようにメーカーで合鍵を作成する場合の目に見えるコストは1000円と安いですが、納期に7日を要するため、その間に業務に必要な書類などが机の中にあった場合、業務が遅延してしまうという大きなデメリットが考えられます。
逆に比較的早く対応できる鍵開け業者に依頼する場合は、作業者の出張料が必要となるので高額になります。
上記、2パターンどちらの場合でも、鍵が開くまでの業務遅延やメーカー、業者応対の人件費を考えると、紛失の心配がないスマートキーを事務所のロッカーに取り付けることも現実的な価格になってきているのではと考えます。