コロナ禍での備蓄
人々が買い占めに走るのは心理的な要素が大きく関係している。
防災のことを考えるのは面倒くさいし、楽しくない。災害を楽観視し、何か起きた時に考えればいいと思っている。一人暮らしの男性は特に防災意識が低い。
一人暮らしの男性に対し、岡本氏(yamory代表)は「缶詰と水だけは用意しておきましょう」とアドバイスする。缶詰は賞味期限も長く、置き場所にも困らないので備蓄食料にぴったりだ。
引用:https://diamond.jp/articles/-/242084
─ YODOQの見方───────────────────────────
コロナ禍の現在、従来と同じような想定で災害に対して備蓄を用意しても足りないことが予想される。
仮に地震が起こることを想定して、なぜ備蓄が足りなくなると言えるのか理由をあげると
理由1:ボランティアの減少
参考:https://www.jiji.com/jc/article?k=2020072500307&g=soc
記憶に新しい熊本などでの豪雨災害で、災害ボランティアセンターは募集を県内在住者に限定した。ボランティア参加者がコロナに感染することを警戒したためだ。そのため、圧倒的に人手が不足した。同様のことが地震発生時にも起こることが予想できる。
理由2:外国からの援助の見込みが薄い
東日本大震災では数多くの国からの援助で何人もの被災者が助かった。しかし、コロナ禍では感染リスクがあるため、入国制限などにより人的なサポートは激減し、先行きの見えない中で物質的な援助も大幅に減少するだろう。
以上のことから、救助は今までよりも大幅に遅れることが考えられる。そのため、コロナウイルス感染症が終息するまでは、十分な備蓄を用意することを推奨する。