売れたのは「マスク」だけではない 想像していなかったヒット商品は?

コロナウイルス感染症により、日本でも一時期、マスク不足が起こった。これにより、シャープやユニクロのような異業種がマスク提供に乗り出したり、布マスクを手づくりしたりすることがブームになる。街を歩けば、不織布製の使い捨て以外のマスクをつけている人が珍しくなくなった。
ブームになったのは、マスクそのものだけではない。マスク関連アイテムでも思いがけないヒットが生まれている。
ひとつは、マスクは洗って繰り返し使うという新生活様式に対応した、マスク専用の洗剤。
マスクは肌が敏感な顔に装着するものなので、洗濯用の洗剤では肌荒れの心配があり、香りが強いと気分が悪くなることがある。その点マスク用洗剤は基本的に、界面活性剤という成分が入っていないので肌荒れしない。その代わり、酸素系漂白剤などで汚れを落とす。
また、洗う際は主につけ置きだけなので、マスクが痛むこともない。
もう一つは、マスクをしても化粧が落ちにくくなるメイクキープミスト。メイクが崩れないのもそうだが、マスクにメイクがつきにくくなるため、洗うときも手間がかからなくなる。

引用:ITmediaビジネス

─ YODOQの見方───────────────────────────

他にもマスク関連で売れた商品があるか考えてみました。
それで思いついたのが眼鏡の曇り止めです。こちらもコロナ以前はあまり見向きされなかったような商品だったと思います。
今まではマスクをつけることがあっても一時的であったため、眼鏡が曇ってもその場しのぎで過ごしていました。
しかしコロナ禍でマスクの装着が当たり前の日常となった状況では、眼鏡が曇ることも頻繁になり、そのことがストレスになるため、眼鏡の曇り止めを買い求める人が増えているようです。
その結果、需要が上がり、より性能の良い商品が生まれています。

マスク用洗剤や眼鏡の曇り止めなど、コロナの影響で新しい商品や進化した商品がたくさん出ています。
一度、今まで行ってきた生活スタイルを見直して改善したいことを考えてみませんか。そうすると今までなかったものや、あれば便利だと漠然と考えていたようなものが商品として売られている、ということもあるかもしれません。
また、そこから一歩進んで、自社の商品開発やビジネスに活かせる何かに気づくことができるかもしれません。
参考:新型ウイルスの医療現場に強い味方、ゴーグルの曇り止めシートを大学が寄贈