2025年度共通テスト「情報I」河合塾分析 「試験時間に対し分量に負担感も」
大手予備校の河合塾は1月19日、2025年度大学入学共通テストの「情報I」について分析を明らかにした。分析内容は次の通り。
情報Iの全範囲から幅広く出題され、日常生活での情報の利活用について考えさせる問題が中心であった。事前に発表されていた試作問題と構成、分量は概ね同じだが、マーク数は3増えて51となり、全体として60分の試験時間に対し負担を感じた受験生もいたと思われる。
第1問はさまざまな領域からの小問集合、第2問Aはレシートの記載事項を題材とする問題、第2問Bはおつりに必要な紙幣の枚数に関するシミュレーションの問題であった。第3問は、部活動という状況設定を理解し、目的に応じて繰返し文と条件分岐文を組み合わせたプログラムを組み立てる力を問うものであった。第4問はオープンデータを活用して旅行に関する実態を分析する問題であった。全般的に学んだ事柄を問題の発見・解決の過程で活用する思考力・判断力を測ろうとする意図が感じられた。
引用:【IT media NEWS】2025年度共通テスト「情報I」河合塾分析 「試験時間に対し分量に負担感も」
─ YODOQの見方───────────────────────────
現代のIT企業は、技術の進化に対応できる人材を求めています。特に、プログラミングやデータ分析、セキュリティ対策など、情報技術に関する知識と実践力が求められています。共通テストに「情報」が加わることで、学生はこれらの基礎的な技術に早い段階から触れることができ、将来的にIT業界への進路を選んだ際に即戦力として活躍できる可能性が高まります。
また、IT業界では「デジタルリテラシー」の向上が重要だとされています。情報科目を通じて、学生はインターネットを使った情報の検索や管理、さらにはコンピュータの仕組みやプログラミングに触れる機会が増えます。これにより、社会全体のデジタルスキルが底上げされ、IT企業にとっても自社の技術やサービスを広める基盤となると考えられます。
さらに、IT企業の一部では、共通テストを通じて学生の情報に対する興味を引き出し、企業が提供するプログラムやインターンシップに参加してもらうためのきっかけとなることを期待しています。例えば、学生がテストをきっかけに「もっと深く学びたい」と思うようになり、その後に企業の研修や教育プログラムに進むことが期待されているのです。