システム間通信方式
オープン化が進み、これまでばらばらに開発されていたシステムが、企業の合併/買収、事業の再編により現在基幹業務統合の時代に差し掛かっています。システム間通信方式を検討したところ大きく下記の3つの方式があげられるのではないでしょうか。
- FTPを利用した通信方式
- WebSphere MQを利用した通信方式
- ソケット・CORBA・RMIを利用した通信方式
1つめはファイル転送(プロトコル)であり、2つめはミドルウェア(製品)であり、3つめはデータ転送であり、
上記の3つの方法は横並びに考えるには不適切かもしれませんが、現在のシステムでは多く採用されている為あえてあげてみました。
この他にもデータベース間のデータ同期化等の方式も考えていけばさらに色々なパターンが考えられます。
また、同期処理・非同期処理の要件の違いでも採用できる方式は異なってくるでしょう。
- ファイル転送であれば「FTP方式 ⇒ WebSphere MQ」
- データ転送であれば「独自通信(ソケット) ⇒ CORBA・RMI」
が主流ではないでしょうか。ただWebSphere MQはコストがかかりすぎるとか、CORBAは通信オーバーヘッドが大きすぎるということで反対の動きもあるようです。