アップル「スマホ中毒」に対策 アプリ別の時間制限など 投資家要請に回答
米アップルは4日、サンノゼ市内で開いた世界開発者会議(WWDC)で「スマートフォン中毒」への対策を発表した。アプリ別に1日の利用時間を決めたり、「通知」をするか否かを設定しやすくしたりする。今回追加される機能では、1週間のiPhoneやiPadの利用時間をまとめて利用者に知らせるほか、どんなアプリの利用度合いが高いかもわかるようになる。また、アプリごとに利用する時間を設定し、設定時間が迫ると利用者に知らせる機能も追加する。
従来もAppleは、親が子どもが使うアプリの種類などを制限できる機能を用意していたが、アップル株を保有するJENAパートナーズとカリフォルニア教職員退職年金基金が公開書簡で不十分だと指摘。「アップルの端末は幼い子どもや10代の若者に行き渡り、ソーシャルメディアも普及した。(アップルが)意図せずとも負の影響を与えている可能性がある」として改善を要望していた。
引用:アップル「スマホ中毒」に対策 アプリ別の時間制限など投資家要請に回答
─ YODOQの見方───────────────────────────
近年、生まれたころからスマートフォンやタブレット端末が身近にありSNS・ゲームアプリの普及によって「スマートフォン中毒」の子供が増加している。
アメリカのサンディエゴ州立大学のジーン・トゥウェンテ教授の調査によると、電子機器を使う時間が長い子どもほど睡眠不足に陥り、長期的に肥満や高血圧の懸念が高まること、自殺のリスクも高いとされている。
そこで、今回Appleが追加実装した機能の様に、スマートフォンの利用時間を管理・制限するを紹介させて頂く。
「キッズぶろっく」
※iOS(無料)
ダウンロードしたアプリ、Safari、カメラ機能、iTunesStore、App Store、App内課金などが制限できるアプリ。利用できる曜日・時間を制限できます。設定は保護者のスマホからのみ可能なため、子供が解除することはできません。緊急時の電話発着信は可能です。
「Forest:スマホ中毒の解決法」
※iOS(240円)、Android(アプリ内課金あり)
MyForestに種を植えると、設定した時間(30分間~)で大きな木に成長し、コインがもらえます。コインを集めると新しい種類の木を植えることができます。設定した時間以内にゲームやSNSなどを使うと木が枯れてしまいます。
子供の「スマートフォン中毒」を防ぐため、上記の様なアプリを有効活用して頂きたい。