「ロボットが職場にいる生活」を現実にする「コボット」

「コボット」と呼ばれるロボットが急速に普及しつつあります。
これは「Collaborative Robot」を縮めた言葉で、日本語では「協働ロボット」と訳されることが多いです。産業用ロボットだって人間と「協働」してくれるのに、なぜわざわざコボットという新しい言葉が使われているのか。
それはこのロボットが、「人間と同じ空間で作業しても危険ではない」という大きな特徴を持っているからです。
コボットの多くに、もうひとつの共通点があります。それは「動作を簡単に覚え込ませることができる」という点。当然ながら機種にもよるのですが、主要なコボットの多くで、プログラミングをせずに新しい動作を設定することが可能になっています。

引用:http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1810/26/news105.html

─ YODOQの見方───────────────────────────

日本のメーカーも協働ロボット市場へ参入していますので、オムロンとデンソーについて紹介します。

オムロンは台湾のロボットメーカー「テックマン」と提携し、協同ロボット市場に参入しました。
2018年10月26日、アーム型の協働ロボット「TMシリーズ」をグローバル40カ国で発売したと発表しました。
従来の一般的な産業ロボットでは難しかった、迅速な立ち上げや段取り替えなどユーザー自らが簡単に行えることを目標としています。
従来は人にしか出来なかった「部品の設置や取り出し」「箱詰め」「ねじ締め」などの作業を担当させることが可能です。

参考:http://monoist.atmarkit.co.jp/mn/articles/1810/29/news047.html

一方、デンソーは、デンソーウェーブと、ロボットの国際大会「World RobotSummit 2018」において、持ち運びが可能な軽量の協働ロボット「COBOTTA」のデモを披露しました。
デモでは、スプーンで適量の塩をすくう動作や、ミニカーの組み立てなどを行いました。
組み立てる作業は、一連の動作として学習しているため、作業の途中から人の作業を引き継ぐことが可能です。

参考:http://monoist.atmarkit.co.jp/mn/articles/1810/18/news041.html