ソフトバンクのフォトブックサービス
ソフトバンクは12月3日、スマートフォンで撮影した写真を使い、専用アプリからフォトブックを作れるサービス「Myフォト」の提供を始めた。作成したフォトブックは送料無料で受け取れる。
月額料金を支払えば、スマホ本体に保存した写真を使ったフォトブック(1冊)、2カ月カレンダー(1枚)、写真プリント(20枚)のうち1つを、別料金なしで作成できる。いずれも作成しなかった場合、最長180日まで料金を繰り越せる。2019年1月以降は、繰り越した料金を、アプリ内で購入できるグッズの割引クーポンとしても使えるようにする。商品の作成や発送は、プリントショップを運営するプラザクリエイトが行う。
引用:http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1812/03/news089.html
─ YODOQの見方───────────────────────────
フォトブックのサービスは、ソフトバンクのMyフォト以外にも、カメラのキタムラのフォトブックサービスや富士フィルムのサービス、しまうまプリントなど、その数は多数だ。もちろん作るところによって質や印刷時の発色に違いは出てくるものだが、共通して言える利点は製作が簡単であることと、価格面での手軽さなどがある。
フォトブックがまだサービスとして存在しない時から作ろうと思えば印刷所でデータを納品して一応作ることは可能ではあったが、データを作るだけでもソフトの使い方や解像度や色だったりとなかなかハードルが高い。反面、こういった製本サービスはアプリで配置したり本にしたい写真を選ぶだけで出来てしまうくらい簡単なので、だれでも作りやすくなっている。
価格の面でも、1冊だけほしい場合があっても1冊から印刷できるところは少なく、印刷できたとしても価格はどこも高い印象がある。
フォトブックの場合、たいてい1冊から注文可能であり、価格も月額で抑えてあったり最初の1冊は無料で作れたり、写真屋さんの画質よりは劣るがその分安く作れたりと手を出しやすい点がフォトブックの良いところだ。
デメリットとしては、上述のように画質が劣ること、ハードカバー製本が多いのでしまっておくにもかさばる、物として置かなくてもデータでいいのでは、というところだ。フォトブック以外に写真を手軽に保存する方法としては、コンビニのネットプリントサービスでプリントする、スマホのアルバムアプリで写真を保存する、などが挙げられる。
いずれもメリットデメリットはあるが、4、5年ほど前はここまで様々な写真の保存方法はなかっただろう。ひとつのカテゴリーを見てみても、今回だと写真の保存方法が多様化することによって、人それぞれのニーズにこたえられるようになるのではないだろうか。
参考:フォトブックって何?歴史や特徴、人気の理由
http://f-photobook.jp/column/01photobook-ninki.html
参考:フォトブックより現像した写真のほうが良い
http://mgmghina.hateblo.jp/entry/%E5%86%99%E7%9C%9F%E6%95%B4%E7%90%86