家電の隠しコマンド
シャープの加湿空気清浄機「KI-HX75-W」にはお手入れが必要な場合やお知らせが出ている場合などに点滅する「聞いて」ボタンがあり、このボタンを押すと最初は「ご機嫌いかがですか」「いつも使ってくれてありがとう」などのメッセージを話していたが、8回目のボタンプッシュで「もうえぇで」とややキレ気味の関西弁を話したことが発見された。シャープは過去にも1997年に発売された電子レンジ「RE-BM5」で「とりけし」ボタンの連打をするとなぜか沖縄料理を作れる「沖縄モード」になるという隠しコマンドがあることが発見されている。
引用:http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1901/05/news014.html
─ YODOQの見方───────────────────────────
他に家電製品の隠しコマンドにはどんなものがあるのか調べてみた。
テレビやカーナビ、プロジェクターなどには「サービスマンモード」というものが備わっており、これは今回の記事で取り上げたようなユーモアに富んだものではなく、業者などが使用する詳細設定を行うためのモードのようだ。そもそもユーザーが使うことを想定していないので、コマンドも複雑で、またこれが原因で起きた不調については、もちろん保証対象外となるので、興味があってもこの隠しコマンドは実行しないことをおすすめします。
洗濯機やオーブンレンジには終了時のブザー音を消すコマンドがあるものが存在します。これを使えば夜中に洗濯機を回していてブザー音がうるさくて起きてしまうといったことを防ぐのに役立ちます。
また、エレベーターにも隠しコマンドがあり、間違って押したボタンを取り消したり、上に行くエレベーターを下に向かわせたりするコマンド等があります。エレベーターの隠しコマンドは非常に便利なので、調べて覚えてみるのも良いと思います。
実際に隠しコマンドを商品に入れる場合は、以下の2点について注意していただきたい。
・記事のようなユーモアに富んだものは賛否両論があるので、扱い方が難しい。
・ユーザーがそのコマンドを使うことを想定しないのであれば、ユーザーが入力することがないような複雑なコマンドにする。(隠しコマンドを実行したことによる不具合を防ぐため)
参考:https://matome.naver.jp/odai/2129412808629030601
https://getnews.jp/archives/2031803/gate