夏休みに続き質問募集、NHKラジオ「冬休み子ども科学電話相談」
夏休みに続き、冬休みもNHKラジオ第1放送の番組「子ども科学電話相談」が放送されました。
「子ども科学電話相談」は小中学生からの質問に専門家が答えてくれるラジオ番組です。
参考:https://resemom.jp/article/2018/12/17/48214.html
参考:https://www.nhk.or.jp/radiosp/kodomoqw/
2016年までは夏休みだけの放送でしたが、2017年から冬休みの放送も行われるようになりました。また12月29日にはNHKラジオ特番の中で特別版も放送されました。また、2018年夏からは、質問と回答の書き起こしサービスもはじまり、一部は文字で読むこともできます。
他のNHKラジオも一部文字起こしされていて「読むらじる」で読むことができます。
参考:http://www.nhk.or.jp/radiosp/magazine/
─ YODOQの見方───────────────────────────
8月28日に「夏休み子ども科学電話相談」を紹介しました。
2018.08.28 SNSで話題、”子どもが主役”の『子ども科学電話相談』なぜ大人に刺さる?
参考:https://www.yodoq.com/7572.html
私も夏休み、冬休みと聴き逃しサービスで聞いています。
子どもたちの質問と、先生方の回答を聞いていると、着眼点に驚いたり知らなかったことを理解できたりと楽しい気持ちになります。
番組では、質問と回答はだいたい以下のように進みます。
1.子ども:自己紹介と質問
2.司会者:なぜ不思議に思ったのか、質問の再確認
3.専門家:質問の再確認、どこまで知識があるかの確認
理解度を確認しながら、できるだけ分かる言葉で説明
4.司会者:回答のまとめ、質問への感謝
5.終わり
専門家は「確認」を繰り返しながら、納得してもらえるようにかみ砕きながら回答をしています。
「本当に知りたいことはなにか」「どこまで分かっているか」を問題を出したり、一緒に考えたりしながら、確認していきます。
この番組では『専門家』『子ども』のやりとりですが、課題に対して必要な答えを提示していくことは、相手が誰であれ理解を深めるという意味で重要ではないでしょうか。
専門家でない相手に物事を説明するというのは難しいものですが、この番組での方法を参考にして、分かりやすい説明の仕方を考えてみてはいかがでしょうか。