調理サポートブランド リードが「レシピアシスタント β版」を提供開始

ライオン株式会社の調理サポートブランド『リード』は”「ちゃんと」を、かんたんに”のブランドバリューを具体化する新サービスとして、毎日の献立作りをサポートするLINEチャットボット「レシピアシスタント β版」の提供を2月7日より開始しました。このサービスは、その日使用したい食材名をトークに送ると最適なレシピや調理方法をAIレシピアシスタントが返してくれる「レシピアシスタント機能」がついていて、面倒な毎日の献立作りをお手伝いするというものです。また、食材名をテキストや音声で送るだけでなく、レシピチャットボットサービスで初めて食材の画像によるレシピ検索が可能となりました。現時点で画像認識可能な食材は100種類を超え、630件以上のレシピが公開されています。
もう一つの主な機能は、レシピ検索と同時にリード製品を使った、より便利で簡単な調理方法や電子レンジを使う時短調理等を提案することです。この機能により、自然と自社製品の利用を促進する効果が見込めます。

引用:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000003.000039660.html
引用:https://reed.lion.co.jp/recipeassistant/
─ YODOQの見方───────────────────────────

現在、日本でもスマートフォンは広く普及していて、2018年時点での利用率は77.9%に達しているそうで、若い世代だけでなくシニア層にも利用者は増えています。そういった背景のなか、レシピ検索アプリは数多く存在し、冷蔵庫にある食材を入力することで、献立に不足している食材の買物リストを作成してくれる機能、食材の在庫管理や賞味期限管理をしてくれる機能、健康に考慮した献立をリアルタイムに作成してくれる機能、カレンダーで自分のレシピを管理したり、自分が作った料理を投稿する機能など、それぞれのアプリが特色を出しています。今回のライオンだけでなくシャープでは調理家電ヘルシオを使ったレシピ検索コンテンツ、アサヒ軽金属では自社の取扱商品である圧力鍋やフライパン・真空保存容器などの調理器具を使うレシピ検索コンテンツを展開しています。これらは、自社製品のPRをするためでもあり、エンゲージメントを高める効果も期待されています。
しかし、提供されているアプリは全分野を合わせると600万本を超えると言われています。その中からユーザーがダウンロードし、継続的に使用するアプリの数はごく少数です。一旦、ダウンロードされても利用するメリットがなければアンインストールされる可能性もあります。製品のPRやエンゲージメントを高めるなど企業の目的を達成するためには、ユーザーに興味を持ってもらい利用し続けてもらうことが重要です。それには、まずは存在を知ってもらうこととユーザーが利用するメリットを高めることが重要だと思います。弊社でもユーザー目線に立ったサイト作り、システム作りを目指しています。

参考:ヒマツブレシピー調味料メーカーによるレシピまとめ
参考:ヒマツブレシピ-調理器具・家電メーカーによるレシピ
参考:企業がアプリを導入するメリットとアプリオブザイヤーを受賞しているアプリ