日本の採用面接が人をちゃんと見抜けない理由

「面接」と一言で言っても、スタイルは大きく2つに分けられます。「構造化面接」と「フリートーク面接」です。日本で一般的に行われているのはフリートーク面接になります。
ちなみに構造化面接とは、入社希望者に聞く質問が全部決められており、それにどう答えたらどのように評価するかといったことが、すべてマニュアル化されています。面接官が異なっても評価は一定で、適性検査と同程度の精度があります。

一方、日本企業の多くで行われているフリートーク面接には、そのような評価基準がありません。面接官によって出される質問も下される評価もバラバラでは、公平かつ適切な判断が安定的に行えるはずもなく、つまりはそれだけ精度が低いのです。

引用:https://toyokeizai.net/articles/-/270361

─ YODOQの見方───────────────────────────

日本とアメリカの面接の違いについて3点紹介します。

・日本の面接は長いがアメリカでは10分~15分程度
日本での採用面接は概ね1時間程度かかることが多いが、アメリカでは10~15分程度で終えることがほとんどです。
日本ではすぐに面接が終了すると手応えがなかったと見ることが多いようですが、アメリカでは面接時間が伸びると、判断に迷う微妙なラインにいると考えるようです。

・人柄を伝える必要があるのか?
日本では採用する際の決め手として「人柄」も重視されているかと思いますが、アメリカでは性格を気にすることはほとんどないそうです。大事なのは能力があるかどうかだそうです。

・履歴書の内容について
日本では履歴書のフォーマットが決まっており、記載する項目が決まっていますが、アメリカでは性別や出生地、配偶者や扶養者の有無などは基本的に書かないそうです。特別な理由がなければ写真も貼らないそうです。

参考:https://livejapan.com/ja/in-tokyo/in-pref-tokyo/in-tokyo_train_station/article-a0001676/