深夜の無人営業

ローソンは3月29日、深夜時間帯、レジに店員がいない“無人営業”の実験を7月に始めると発表した。午前0~5時の間、客はスマートフォンアプリで解錠して入店。アプリ経由かセルフレジを使って商品を購入する。フランチャイズ加盟店を含む2店舗が対象。タバコや酒類、「からあげクン」などのカウンターファストフード、切手類、収納代行やチケット発券など店員が必要な商品は販売しない。実験開始当初は、商品の片付け作業やトラブルへの対処のため、1人がバックヤードで勤務するが、いずれは完全無人化するという。防犯対策として、防犯カメラの増設も行う。

引用:https://www.itmedia.co.jp/news/articles/1903/29/news131.html

─ YODOQの見方───────────────────────────

3月21~22日に、セブンイレブンが営業時間を短縮する実験を行っていた。店舗を利用する人にとっては不便な人もいれば別に影響はないと言う人と、意見が分かれているようだったが、実際に営業時間が短縮されると、店の利益が一割ほどマイナスになってしまうのではないかと言われている。
セブンイレブンの実証実験よりも10年ほど前にローソンが同様の実験を行っていた。その結果は夜間の営業を止めただけなのに、昼間の売り上げにも影響が出て全体の収益にマイナスが出たという結果になっている。
今回ローソンが採った方法が無人化ということだが、去年12月にトライアルというスーパーが日本初の夜間無人営業店舗として既に営業されていた。ローソンの実証実験とやり方はほぼ同様だ。
導入コストと本当に無人化にできるのかというところが課題ではないだろうか。

参考:夜間無人のスーパーが開店 トライアルが日本初 QRコードで入店
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/1812/11/news109.html
参考:コンビニは、なぜ“24時間営業”をやめられないのか? セブンイレブン時短実験もマイナス必至
https://wezz-y.com/archives/64668
参考:コンビニ24時間営業「必要なし」62% 朝日世論調査
https://www.asahi.com/articles/ASM3L533PM3LUZPS00B.html