プロジェクトをうまく進行させ、終わらせるにはどうしたらいいか?
システム屋をしているとかならずつきまとう課題です。
特にトラブルのが多いのが、お客様の折衝です。
当然といえば当然ですが、お客様は金額以上の物を求めます。
システム屋は、金額以内に収めようとします。
この隔たりはいつまでたっても埋まる事はありません。
ソフトウェアは物でない為、価格は人件費によることが多いです。
少ない労力で、お客様に納得いくものを提供できることが鍵です。
お客様のことを考えすぎ、時間をかけ過ぎれば、結局はお客様の不利益に繋がります。
システム屋としての提案内容の良し悪しもあるかもしれませんが、
お客様を納得させるには熱意が必要です。
理論的なことだけでの話では納得してくれません。それは人間関係が築けていないからです。
私はプロジェクトを担当している時、お客様と喧嘩になるポイントを見極めています。
その理由は、意見のぶつかり合いが無いということはお客様も真剣に考えていない証拠、
つまり人間関係が構築できていない証拠でもあります。
決裂にならない良い喧嘩を経て、あやまる所はあやまり、泥臭くお願いし続ける。
そのような姿勢に信頼が成り立つと考えています。
「かっこ悪く、泥臭く」私が考えるシステム屋像です。