「金メッキ(ゴールドプレート)」
プロジェクトマネージメントの世界の例えである。金メッキとは、成果物を顧客に承認してもらいたいがために、要求以上の品質の成果物を作成することを言う。指定された品質を上回ったからといって、顧客から見ればシステムの付加価値が高まるわけではなく、時間とお金の無駄遣いにすぎない。顧客は指定した品質を求めているのであり、それ以上でも以下でもない。
このことが明らかなように、タダなら喜んでくれたりもするが、お金の話になるとこのことは大方喜ばれることはない。大規模プロジェクトでは逆に1部分の業務を多機能にすることは業務全体の標準化という観点からはグレードダウンにつながる。
私もそうだったが経験の浅い時は視野がせまくつい自分の担当範囲で物事を考えてしまうことがある。
「木を見ず森を見る」ことが大事である。
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