経験の長い技術者への警笛。
そろそろプロジェクトが終盤に迎えてきて、あらためて振り返って考え見たところ、始めはチーム内の経験の少なさに危機感を覚えたこともありましたが、今から考えるとベストな調達マネージメントだったのかなと感じます。
チームの中の8割~実質9割が3年未満の若い攻勢ではたして大規模開発が進められるのかと感じられましたが、最もパフォーマンスを発揮したのは若いメンバーでした。
一概には言えないが、経験の多い技術者は自分の仕事に範囲を決めて柔軟に動いてくれない傾向がある。囲んだ範囲内の仕事はきちんとしてくれるが、急な仕事などに対応できない弊害がでてくる。特にプロジェクト終盤では柔軟に動いてくれる人材が望まれ、経験からくるメリットは少なくなる。
最近では技術がめまぐるしく変わることから、長いだけの経験は何の役にも立たなくなってきていることから、本当に重要な経験をつんでいなければ生き残れない時代になっている。
経験の長い部類に入ってきた私たちのスキルをもう一度見直してみる必要性がありそうである。
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