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  • お客さんからの指摘。

    先日ミーティングにてお客さんとのやり取りの1部分です。

    カットオーバーが近づき、テストも完了したさなか、処理構造の大きな変更が持ち上がった。
    簡単に言えば、Webでは通常ウィザード形式で画面を進んで行って戻った場合は値の復元は行われるが、さらに進んだ時は値は復元されないことがセオリーとなっています。
    このことはクラサバのシステムと比べてシステム上の制限とも言える代表的な事例である。
    クラサバからのマイグレーションである為現行保証が必要となるが、この件について合意がなされていなかったことから、時期・利便性・品質・コストのおとしどころ探る為のミーティングだった。

    ■システム側の意見
    この時期での大きな変更はテストのコストが膨らみ、品質に問題が発生する可能性が高い為、機能的に譲歩できる部分は情報してほしい。

    ■お客様
    当システム制限は合意事項に無く、納得しがたい。ダウングレードする事に関して時間やコストを理由にするのはシステム側の都合すぎるのではないか。

    お客様一言ばっさりと、多くの時間を取って要件をつめるコストのかかる開発体制を取っているのは顧客満足(システム側の言い方だが)を高める為。それが出来なければシステム側の押し付け型の開発でコストを少なくした方が時間もコストも節約できて良い。

    契約時の1つの合意ミスが大きく跳ね返る一例です。
    ちなみに今回の件はお客様の配慮により最大限譲歩を検討してくれています。
    システム屋として心に留めておきたい一件です。

  • 航空業界のダウンサイジング。

    今日の新聞で航空業界のダウンサイジングについての記事が掲載されていました。
    今まで発着枠が少なく少しでもたくさんのお客さんを乗せる為に、需要の多い路線はB747のジャンボが主流であった。しかし最近の経営効率化の流れにより、需要予測のシステム化が発達し、小型機にシフトしつつある。
    簡単に言えば、高需要路線は他社の参入も多いし、便数も多いその為需要予測としてシステムがはじき出した答えは小型機だという。
    システムの発達という意味合いも大きいが、企業が「主観的判断」から「客観的判断」を重視する傾向にあるということでしょう。
    これから益々業界におけるシステムの重要性が増してくる中、IT業界の主観的なものの見方が相変わらずなのはもう少し危機感を持つべきことだと感じます。

    http://www.yodoq.com/technology/scrapbook/20040921.gif

   

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