権力者の引き際。
アメリカの1990年代に「スター経営者」と呼ばれた3人がいる。
GEのジャック・ウェルチ
米ウォルト・ディズニーのマイケル・アイズナー
コカ・コーラのロベルト・ゴイズエタ
そのなかで、ディズニーのマイケル・アイズナーは最悪の評価をうけ、9月に退任する。ディズニーの時価総額を20年で28倍にまで大きくした功労者であるにもかかわらず、晩年の政策を投資家から攻撃され、不名誉な退任となった。
同じく、日本ではソニーの出井伸之氏があげられる、「スター経営者」と呼ばれ、晩年評価を落としたことでよく似ている。
引き際を間違えると、今までの功績がチャラとなるなんとも不条理な世界である。
ただ逆に、終わりに花を咲かせた経営者は後々まで語り継がれる。
人間の心理とは不思議なものだ。
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