日経記事から
大手SI主導で、システム設計における仕様書を統一しようという
動きについての記事です。
何十年も前からこのような動きは世界的にあるが、どうもうまく
いっていないように感じます。
つい最近も世界統一設計言語としてUMLが取り上げられたが、
現場では結局メンテナンスされない(未来に必要のない仕様書)
仕様書として形だけのものとなっていることが多いと感じます。
その理由は色々あるが、仕様書の記述を標準化する為には、多種
多様なシステムを1つの決まりに従って記述する為、あるときは
ドキュメント過剰であったり、ある時は不足していたりというこ
とが起こる。
これらを網羅した基準は、膨大すぎて理解するまでに時間がかか
るという矛盾となるのだと考えます。
これらの動きは、ある限られたグループの中で経験上まとめられ
ていくものでなければうまくいかないのではと感じます。
トヨタ等、一般的に世界的に評価されている企業のやり方を一朝
一夕でまね出来ないのと似ています。
社内という意味では非常に興味のあるテーマです。
http://www.yodoq.com/technology/scrapbook/20070919.pdf
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