5月の末にフィリピンへ行ってきました。これまで、ベトナム、タイ、マレーシア、シンガポールなどの東南アジアの国々はほとんど行ったことがあったのですが、フィリピンは初めてでした。
1995年くらいのとき、フィリピンは経済発展している国としてちょくちょく聞く国でした。
しかし今回行って思ったことは、他の東南アジアと比較して、経済発展が遅れているという印象をうけました。
例えばベトナムやタイは、世界の製造業が工場を作ったり、近年の経済発展はめざましく、私の旅行していた1995年ごろと比べると全くことなる国に来ているような発展を遂げている。
しかし、フィリピンは、、、かなり以前にフィリピンで数年住んでいた方の話を聞くと、あまり風景は変わっていないという。
少し調べてみるとこのような記事があった。
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フィリピンは世界の経済成長から取り残されてきた。60年代、フィリピンの1人当たり国民所得はアジア第2位で、その上に位置するのは日本だけだった。だがそれから10年たつ頃には韓国と台湾に追い越され、80年代にはマレーシアとタイに抜かれた。90年代後半には中国にも追い抜かれた。
そして今、フィリピンの多くのエリートたちが自分の生きている間にはまさか起きないだろうと思っていた事態が起きた。インドネシアにも抜かれたのだ。
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その原因は不安定な政治にあるようです。さまざまなプロジェクトが頓挫したり、延期されたりすることで、経済発展は遅れてきたようだ。
国にとってやはり政治の舵取りは重要であることが他の国の成長を見てわかる。
ただ、まずしくとも、経済発展が遅れていたとしても、心の豊かさでは高いレベルの国もたくさんあるので一概に発展すれば良いかどうかは疑問なところもある。
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