なにげなく、テレビのドキュメンタリーを見ていました。
「宵々山コンサート」の様子が取り上げられていました。
京都の円山公園音楽堂にて、永六輔さんらが、京都の祇園祭の前日を「宵山(よいやま)」と言うことに因み、さらにその前日の7月15日を「宵々山(よいよいやま)」と呼ぶことを提案し、コンサートを企画し、今年で30回目となるコンサートです。
正直私は番組を見るまで知らなかったし、出演者への興味もまったくありません。それは全く世代も違うし、思いも違うからだとおもいます。
しかし、1つ大きく心を打たれたのは、出演者も、参加者も老いていることです。初回1973年、私の生まれる1年前に始まり、今まで、人はかわれども受け継がれてきたという事実。
継続することで、参加している人は引き付ける所がそこにあるのです。
最後に、会場に来た多くの人々がろうそくに火をつけ、よこの人に伝えていく。
それが会場全体に1人から1人へと引き継がれる。
最後は会場全体で「上を向いて歩こう」の大合唱。
過去から未来へ引き継がれる思いを感じ取ることができ、心を打たれました。
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