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  • メルマガ読者の皆様

    ヨドックメルマガ第16号です。
    今回の編集担当は大野です。

    皆様 最近少し涼しくなって来ました。朝晩涼しすぎて夏風邪をひく人がち
    らほらいるようです。クーラーのかけすぎにはご注意ください。

    先日、友人の誘いで人生ではじめてタコ釣りに明石に行きました。
    タコはどのように釣るのかご存知ない方も多いと思いますので少し説明しま
    す。
    仕掛けはごく単純で、10cmほどの大きな針があり、その針にイワシやアジ、
    鶏肉を細い針金でがんじがらめにした単純なもので、重めの重りをつけて海
    底にほうりこみます。
    竿を数回しゃくり待つ、数回しゃくり待つ。この繰り返し。
    タコが仕掛けのうえにのっかかると微妙に重くなる。
    そのタイミングを逃さず合わせる。
    気づかずほっておくと餌だけとられて逃げられてしまいます。
    合わせを楽しむ引っかけ釣りです。
    台風、お盆の後であまり船が出ていなかったのもあり、超大漁でありました。
    クーラボックスに33匹の明石ダコを入れ帰ることになりました。
    超夜型の私には、朝2時半に起きて車で明石まで行くのがつらかったですが、
    初めてでそこまで釣れるのはかなり珍しいようで隣で吊っていたおっちゃん
    にほめられとても楽しい釣りになりました。

    それでは、今月のヨドックメルマガをお送りします。

    このメールマガジンは、株式会社ヨドックのお客様、またはスタッフがお会
    いさせて頂いた方に配信させて頂いております。
    配信停止を希望される場合は、お手数をお掛け致しますが、このメール最後
    のURLから配信解除を行って頂ければ幸いです。

    ■□■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■□
    ◇◆◇ ヨドック見聞録           vol.16 2014.09.01
    ◆◇◆                   http://www.yodoq.com
    □■□━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□■

    ┃I┃N┃D┃E┃X
    ┗━┗━┗━┗━┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
    [1] グローバル化とグローバル人材(今月の一期一会)

    [2] ヨドックの見方

    [3] KIKAQ情報通信

    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
    [1] 今月の一期一会
    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

           グローバル化とグローバル人材
                                 大野 育生

    これを書いているちょうど今、南港で「Peace Conference of Youth(学生平
    和会議)が開催されています。
    この事業は大阪青年会議所が主催する事業で、世界の人種も文化も異なる様
    々な国々の学生が6日間寝食を共にし、世界平和に向けて学生として何がで
    きるかを議論し、意見をぶつけ、1つのアクションプランを導き出すという
    事業です。
    昨年は私が担当したこともあり、見学に来ています。

    この事業は、大学生を対象に、世界のどこかで戦争や貧困などの理由で苦し
    んでいる人びとの存在を知り、その問題を解決するためにはどのような意識
    変革をもたらし、どのような行動を取るべきかを考える中で、人種・文化・
    宗教の違いから発生する価値観の違いを受け止め、国を越えた友情を育み次
    世代を担う人材を育成することを目的としています。

    この事業に参加した学生は少なからず意識が変わり、ある学生は留学するこ
    とを決めたり、すでに留学を経験している学生は国際貢献活動に興味を持ち
    参加したり、自らが団体を立ち上げたりしています。

    若い世代が将来の夢や目標を描き、それに向けて行動するきっかけとなって
    いる姿を見ると羨ましくもあり、自身のやる気も高まってきます。

    少しテーマに戻ると、現在日本がおかれる状況としては、EUのような経済共
    同体、FTAやTPPなどにみられる貿易自由化により旧来の国家や地域などの境
    界を越えて、地球規模に拡大して様々な変化を引き起こすグローバル化の波
    にさらされています。
    これまで島国であり、人口増加傾向にあった時代であれば自国中心の考えで
    良かったものが、物事を世界規模で捉えなければいけない時代となってきて
    います。
    そこで求められているのがグローバルな視点で物事を捉える事のできるグロ
    ーバル人材の育成です。しかしながら、現状としては若い世代の留学生は、
    2004年をピークに減少傾向にあります。就職においても、海外転勤の多い企
    業が敬遠される傾向にあり、内向き志向が強まっています。

    学生時代にバックパッカーとしてたくさんの国々に旅し、大いに影響を受け
    た私としては、今の時代が羨ましく感じます。私の学生のころは今ほど留学
    がメジャーではなかったですし、まだまだ企業は国内需要に主眼をおいてい
    る企業が多かったと思います。
    しかし現在は、多くの企業が世界へ目を向ける必要性を感じ行動にうつそう
    としています。それにもかかわらず、若い世代はその流れに逆行しているよ
    うな状況です。

    その原因として最も大きいのは、島国で閉鎖的な豊かな環境の中で育ったと
    いう現状と、そこに問題点を見出せなかった教育だと考えています。
    その状況は江戸時代末期の日本に類似点を感じます。しかしその後明治の時
    代には日本を憂い行動した日本人がたくさん存在しました。
    そのような歴史の教訓を学ぶことが重要です。
    現代でもそのようなグローバルな視点から物事を考え、行動している企業は
    たくさんあります。
    以前読んだ本に、「BOPビジネス入門―パートナーシップで世界の貧困に挑む」
    という書籍があり、一部の企業が紹介されています。

    1つ紹介すると、ヤマハ発動機のビジネスが紹介されています。
    この企業は水不足に悩む発展途上国へ井戸から水をくみ上げるポンプを普及
    させました。韓国製の商品が半分の値段で売られている中、現地の評価を受
    けました。水不足に悩む地域では井戸水も十分ではありません。できる限り
    水を節約し、作物を育てなければなりません。
    その為に、この企業は現地の人びとと一緒に行動し、点滴灌漑農法という方
    法を広めました。どのようなものかというと、作物を植えた所にホースをは
    わし、植えた所にだけ小さな穴をあけます。そこに井戸からくみ上げた水を
    通すと、まさに点滴のようにピンポイントで水がポタポタと与えられるとい
    う仕組みです。これであると水を大幅に節約でき効果的に与えることができ
    ます。
    このように、その土地土地の問題を研究し、その場に何が必要かを考え、提
    供するという現地に根付いた行動により広く自社の商品を普及させました。

    つまり、グローバル人材とは、世界に起こる様々な問題の本質を捉え、さま
    ざまな人びとの価値観を受け止め、その地域の未来をイメージできる能力を
    もった人材です。決して英語ができる人材ではありません。英語は単なるツ
    ールなので、その英語で話す言葉の内容こそが大切なのです。

    始めの話に戻りますが、学生平和会議に過去参加した学生の一人が話してい
    ました。
    「私はこの事業に参加させていただき、大切なものを気づかせてもらいまし
    た。このような機会を作ってくれたたくさんの人びと、今参加している人の
    少しでも役に立てれば、少しは恩返しになるのではと思いました。」
    自身が関わった事業でこのようなグローバル人材の芽が育っていることにと
    てもうれしく感じました。

    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
    [2] ヨドックの見方
    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
    ▼英会話のビズメンツ、海外出張などのニーズに答える新プログラム開始
    http://news.mynavi.jp/news/2014/05/08/110/

    オンライン英会話サービスの「Bizmates」を運営するビズメンツが、ビジネス
    シーンで必要とされる「海外主張」「Eメールライティング」「電話会議」
    「スモールトーク」といった特定のスキルにフォーカスした新学習プログラ
    ム「Other Programs」の提供を開始。

    ─ YODOQの見方───────────────────────────
    2020年の東京オリンピックに向けて国全体で語学力の習得が必要課題に挙げら
    れている。経済効果は19.4兆円ともいわれる中でWebサイト上でもリアルでも
    諸外国からの注目が集まる事や世界から不安視されている事項を解決する為の
    仕事の増加が考えられる。将来的な利益を考えて、社内でのグローバル化対策
    を推し進める必要があるのではないだろうか。
    ビズメンツ料金プラン
    http://www.bizmates.jp/price/
    「高度外国人材活用のための実施マニュアル」
    http://www.mhlw.go.jp/bunya/koyou/oshirase/110224a.html
    ──────────────────────────────────

    ▼トヨタ、生産方式をゼロから大改革「TNGA」の衝撃
    http://biz-journal.jp/2014/08/post_5737.html
    トヨタは現行の生産方式で世界販売台数No1という快挙を成し遂げました。
    今回、この手法を抜本的に変更すると発表されました。それがTNGAです。
    中長期の商品を決め、アーキテクチャーを管理し、モジュール・部品を製造
    することで、部品の種類を最小限に抑えることを目的とします。
    来年のプリウスの新型発売に合わせて導入するそうなので今後のトヨタに注
    目です。

    ─ YODOQの見方───────────────────────────
    上記はトヨタのような大企業の話と感じてしまいますが、根本的なことは
    標準化です。それにはISOも含まれます。数年前から標準化や見える化といっ
    た言葉が増えITを駆使し企業価値を高めている現実があります。
    まずはよく同じ作業が発生することや誰でも出来るようにしておきたいこと
    を社内ルールや標準化資料、手順書を作成することで誰でも短時間で行える
    ルールを作成し仕事効率を上げていくことが大切だと考えます。
    標準化メリットデメリット
    http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20110420/359603/
    ──────────────────────────────────

    ▼食と農 改革の時、90億の胃袋を満たせ
    http://www.nikkei.com/article/DGXLASM116001_R00C14A8MM8000/(有料会員のみ)
    http://ja.wikipedia.org/wiki/スヴァールバル世界種子貯蔵庫

    北極海に浮かぶノルウェー領スピッツベルゲン島。2008年2月26日、ビル・ゲ
    イツ主導のもと、地球上の種子を冷凍保存する世界最大の施設に今年2月、
    岡山大教授の佐藤和広(56)は575種類の大麦の種を携えて、この永久凍土の
    地を踏んだ。日本から届ける初めての種だった。出番は戦争や干ばつ、未知
    の病虫害などに遭ったとき。最終的に最大300万種の種子を保存する計画。

    ─ YODOQの見方───────────────────────────
    ビル・ゲイツはその他にも途上国のエイズ、マラリア、結核の根絶や教育、
    貧困、識字の水準の改善などに尽力し、自己資産の95%を事前活動にあてる
    という。このような行動を行うのはどのような理由からか。人間の欲求を
    紐解くと理解できるのかもしれない。
    http://www.motivation-up.com/motivation/maslow.html
    ──────────────────────────────────

    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
    [3] KIKAQ情報通信
    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

    8月より新入社員の教育がはじまっています。
    HTML、JavaScript、Javaプログラミング、SQL入門、PL/SQL、サーバサイドJava
    オブジェクト指向入門、コミュニケーション能力養成講座と進んでいます。
    毎日9時、10時まで自習して残っている社員もいて頼もしく感じます。
    この研修中の4カ月終えた社員は通常の新入社員の方々が2年間に学ぶ以上
    の技術を習得することになります。
    なかなか辛い研修ですが、今後すばらしいプログラマー、システムエンジニア
    となる道筋なのでがんばってやり遂げてもらいたいものです。
    同期としての団結力も出てきておりとても期待できそうです。

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    最後までお読み頂き誠にありがとうございました。
    このメールマガジンは、ヨドックと関係のある方々により有益な情報を提供
    できないかと考え始めました。今後も皆様にウェブ業界の最新ニュースをお
    伝えしつつ、楽しんでお読み頂けるメルマガ発行を目指して参りますので皆
    様からのご意見・ご感想お待ちしております。

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