先日、何かの機会に「獺祭(だっさい)」という日本酒を飲みました。
お酒の好きな人や経営者の方はおそらく知っていると思いますが、私が
そのお酒を知ったのは1年ほど前でした。
ある後輩が一升瓶をもってきてくれました。
その際はたくさんお酒があり飲めませんでしたが、最近有名なお酒だと
いうことを聞いて少し調べたのを思い出します。
日本酒の種類で最高級ランクの純米大吟醸酒に特化すること、冬季のみ
に酒を仕込む伝統的な杜氏制度を廃止し空調管理された近代的な設備で
製造する体制を作ったこと。
これを東京を中心に若者や女性を開拓したこと。
これがヒットして現在の人気につながったといいます。
その際に思ったのは単なるブームかなと思ったのですが、
「獺祭」はこうして生まれた。旭酒造 桜井社長が語る「逆境経営」
というような経営の話をニュース記事で読んで余計に興味をもつように
なりました。
飲んでみると本当においしく、日本酒が苦手な若者や女性が多いですが
このレベルになると日本酒は白ワインに近い、さらに白ワインから酸っ
ぱさを抜いてまろやかさを足したような感じ。
ちょっと高いですが、獺祭に限らず最高級の日本酒は居酒屋で飲む安い
日本酒と同じ飲み物とは思えないものです。
旭酒造の桜井社長の経営手腕の話もあいまって愛着のもてる日本酒だと
感じました。
Recent Comments