10周年取締役MTG

ヨドック取締役による月イチミーティング。
今月は創業10周年を迎えたヨドックについて、創業当時やこれからのヨドックについてを話しています…

10周年を迎えて、10年前を振り返ると…

代表取締役 大野育生

榊原:ヨドックも設立から10年ですね。
大野:長かったようで短かったねぇ。
阪上:長かったけどね。
大野:あの時は、みんな経営の素人から「とにかくやってみよう」と軽い気持ちで始めたからね。
榊原:自分はいきなり「会社を作るからお金を持ってこい」って言われて…
   その時お金なかったですからね…
大野:それで「榊原は、なけなしの10万円でいいや」っていう話になったっけ。
阪上:あの時はみんな技術者として活動してたよね。
大野:だからこそ、いざ経営をはじめてからも全員が「技術力を高めよう」ということばっかり考えてた。
榊原:お互いがライバル意識を持ってましたもんね。技術面で。
大野:おれが一番できたから!(笑)
   だから営業をしないといけないのがあの頃は辛かった!
   技術のことならわかるのに、初めての営業はなかなか上手くいかないし。
   挫折のような気分で事務所に帰ると一人やし…
阪上:一年後に事務員さんを雇ったときは嬉しそうにしてたよね(笑)
大野:一人は孤独感がすごいねん。ウサギは孤独感じたら死ぬっていうけど、俺も死ぬかと思った(笑)
阪上:それを考えると、今は社内には常に人がいるし、営業職専門の人もいる…すごい進歩!ほら、やっぱりこれは長い道のりがあったからこそでしょ?
大野:10年間揉まれて営業も好きになったしね!

会社作りが楽しかった10年前

阪上:会社をはじめようって話になって、最初に社名をどうするか、会社の場所をどうするか…って話をすることが楽しかった。
榊原:社名決めるのに3ヶ月ぐらいかかりましたよね。電話帳で最初に載るように「あ」で始まる名前にしようとか。
阪上:色々案を出すんだけど、どれも既に使われてる会社名だったんだよね。
榊原:意味のある文章の頭文字を取った社名にしたいという案もありましたよね。

取締役 阪上靖弘

大野:結局、会社の場所を当時それぞれの住んでた場所の中心の淀川区ということにしたから、
   じゃあ社名も淀川区だから「ヨドック」じゃない?って。
榊原:その「?」の部分がヨドックの英字表記の「Q」として表れてますよね(笑)
阪上:じゃあ、「Q」は「Question」の「Q」なん?
全員:…(無言で顔を見合す)
榊原:(何事もなかったかのように)
   場所といえば、最初は会社も小さくて木川の狭いマンションでしたよね。
阪上:備品も安く揃えよう!ってオークションやリサイクルショップで探して。
榊原:そうですね、少しずつ備品を揃えていったりして、
   電動のスキャンできるホワイトボードが入った時には感動しましたね(笑)
大野:レイアウトを自分達で考えたり、間仕切りを動かしたりして、
   「オフィスを育てていく」という感じが楽しかった。
阪上:普段は客先常駐で、週末に帰社してミーティングして…
   マンションの一室だから風呂やベッドもあって。例えるなら、合宿気分!
大野:そうやね。人が増える毎に会社を移転して…でも、淀川区からは出てないっていう(笑)
阪上:もう2回もオフィスを移ってるのにね。

今のヨドックだからできること

取締役 榊原武

榊原:お二人は10年間会社をやってきて、「最初に思ってたのと違った!」ってことはあります?
大野:やっぱり、自分の気持ちの変化かな。意識の変化というか。
   人を雇うようになったのは大きなターニングポイントだったと思う。
阪上:人を雇い始めた頃は、漠然と自分達がずっと一番年上のままかと思ってたけどそんなことなかった。
大野:採用はね、個性豊かなメンバーを揃えたいと思ったから。
榊原:色んな年代から、様々な経験を持った人が入ってますもんね。
大野:バスガイドとか、不動産業からとか…最近はダンサーとかね!
阪上:それこそ僕らよりこの業界の経験年数が長い人だっているし。
   最初はもっと年齢層が若い層に固まるかと思ってた。
榊原:そうですね。でもそうやって人が増えてくると、
   「会社を存続させるようにしないと」と考えるようになりましたね。
大野:最初は「技術力さえ高ければ仕事はできる」と思ってたけど、それだけじゃ難しかった。
榊原:そうですね。「お客様に愛される会社」を目指さないといけない…と。
大野:うん。その一つとしても、お客様のためにサービスの範囲を限定しない。
阪上:なんでもやっちゃうということ?
大野:そうそう。例えば「新しく会社や事業を立ち上げたい!」って人がいるとするでしょ?
   いきなりシステムを…という話にはならなくても、ヨドックでは「ホームページ」が作れるし、「名刺」や「パンフレット」なんかも作れる。
   それだけじゃなくて「PCの手配や設定」、「ネットワーク」っていった社内のインフラを整えることができる。
   …もちろんその後に「こういうシステムがほしい!」にも対応できるしね。
阪上:システムの面だけでなく、ヨドックとの付き合いで事が足りてしまう…と。
榊原:それに異業種から入ってきた人はそこで得た知識を活かした提案が出来るし、長くこの業界にいた人からは知識…というか「知恵」をもらえる。
大野:自分たちの持ってない「知識」と「知恵」をもらうことで、色んなことに挑戦できるようになるよね。

これからの10年。これからのヨドック。

阪上:挑戦っていうと?
大野:学生時代に海外に行くことが多かったからさ。やっぱり海外進出は考えたいなと。
榊原:最近はオフショア開発もよく聞きますけど、品質面で課題が残りますしね。現地で指揮出来る人間がいればどれだけ心強いか…
大野:だんだん、色々な業種のお客様も世界に目を向けているしね。
   日本の企業が海外に進出する時に相談に乗れるようにならないと!と思う。
   お客様のためにも、この方向性は確信してる。
   まずはそのための足掛かりとしても東京進出!
阪上:支店も出来たし、いい感じに稼働してるし。
榊原:そのための準備も着々と進んでますしね。採用とか。
阪上:色々な発想があるのが面白いから、これからもIT未経験者には入ってきてほしいね。
大野:あとは、やっぱり熱意のある人。苦しい場面も「何くそ!」と思って進んでくれたら乗り越えられるからね。

取締役

榊原:乗り越えた後のビールも美味しいですしね(笑)
阪上:飲めない人でも、わいわい騒ぐのが好きな人はいいよね。
   飲み会もそうだけど、社員同士の交流の機会が多いから、達成感を共有したいね。
大野:「一人で仕事してる」と感じるより、
   「みんなで仕事してる」って感じられる方が楽しいよ!
阪上:それは一年目一人だったことからの教訓?(笑)
大野:でも拠点が増えても本社は大阪!
阪上:しかも淀川区!

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